2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
高尾義明(2019)『はじめての経営組織論』有斐閣ストゥディア。 ●官僚制の定義官僚制というと、国や自治体の組織がまず頭に浮かび、その硬直性が思い起こされることが多いようです。しかし、組織論においては、世間一般で使われるネガティブな用法と少し異…
●本文引用 「君主にとって会計の透明性は危険だったし、たしかにそれにも一理はある。」(p.17) 「国王からすれば、帳簿は国家運営の道具ではなく、統治者としての自分の失敗をあからさまに示す不快な代物になっていたのだろう。(中略)ルイ十四世が悪いニュ…
【1巻の目的】 平成元~12年度とは、どのような性格をもった時期であり、その中で財政がいかなる位置に置かれ、いかなる機能を果たしたのかを概観するのが本巻の課題である。(p.4) 【日本の地政学的地位の低下と米国態度の変化】気前のいいアメリカ、寛大な…
【執筆動機】 英国の元底辺中学に通う息子の経験や葛藤を通じ、「困難で複雑な時代」(p.5)を生き抜く気づきを得る。 【想定読者】 多様性への理解を深めたい人 【主張】 差別は無知からうまれる。多様な価値観を自分に置き換える(エンパシー/他人の靴を履く…