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FESTINA LENTE

2024-01-01から1年間の記事一覧

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◆READING BOOK HISTORY 読んだ書籍の感想、気になった文章の引用のログ

LINK (ESSAY / BOOK)

◆Esseay 【雑談1】教育とお金 【雑談2】地平線部という選択 【雑談3】幻のFラン大学での思い出 【雑談4】Fラン講師は運だけで勝つ 【雑談5】Fラン・新卒・簿記3級 【雑談6】別居婚と転職 【雑談7】事故物件での暮らし 【雑談8】苦労して得た石を捨て…

【大学受験】FESTINA LENTE/浅瀬で溺れない

<難関大学ってほんとうに”難関”?>どれだけ名の知れたFランク大学でもたいていの大学で入学試験が実施されるそして入試が「難しい」とされている大学は難関大学とよばれているとくに、偏差値上位2-3%大学は旧帝、早慶、医医(医学部医学科)など最難関あつ…

【YT収益】FESTINA LENTE/ゆっくり歩いて収益化

《イントロダクション》「YouTubeチャンネルをつくったけど全然再生されない」「動画編集たいへん、、、なのに再生されない」「時給換算したらわりにあわない」「弱小チャンネルはおすすめに表示されないから不利だ」「バズらせるためには過激なことしないと…

【マラソン】FESTINA LENTE/急がないから早く着く

《イントロダクション》「フルマラソンは30㌔から急激に足が重くなる」「30㌔からが地獄!でも達成感はひとしお!」「後半ペースダウンしないために練習しないと!」「練習不足だったから後半歩いちゃった」 こうした声をよく聞く実際、30㌔以降ほとんどすべ…

【ハンマー】FESTINA LENTE/最短距離じゃないから成功する

《イントロダクション》「健康的な体型になりたい」「体を痛めずに筋トレがしたい」「カチカチの筋肉では無く、柔軟性のあるしなやかな筋肉を鍛えたい」「楽にこれらを実現したい」 そう考える人は少なくないでも実現しない、それはなぜかとても簡単な話ガチ…

【雑談15】有限のパンを焼く

感じ方に個人差はあるが、往々にして(すくなくとも僕にとって)「はじめての経験」は、特別なものとして記憶される。 そしてここで記すのは「はじめてのアルバイト」についてである。 ◆ 高校生になったころの僕は、遊ぶお金が欲しかった。(当時はあった)…

【雑談14】継続しない力

世の中的には、「嫌なことでも我慢して取り組むことで成長する」という価値観がある。それはまったく否定しないが、僕には単にそれが無理で、やる気もないという話となる。(雑談12より) 先日、同級生が過労で入院したことを知る。仕事を楽しんでいる様子…

【雑談13】理由のない行動

私はきまった名前を持たない人間のひとりだ。あなたがわたしの名前をきめる。あなたの心に浮かぶこと、それがわたしの名前なのだ。(リチャード ブローティガン,2010『西瓜糖の日々』,p.12) なにをするにせよ、行動に際して「理由」はいくつあっても多すぎ…

【雑談12】迷宮に放り込む

「複雑な問題」というものがある。「複雑な問題」を解くためには、「複雑な思考」が必要かもしれない。僕はしかし、なるべくそう試みないことにしている。それには第一に、「複雑な思考」を用いることが自分には出来ないと考えているからで、第二に(そもそ…

【雑談11】楽しさを維持する

苦労は称賛されやすく、楽しさは反感を買いやすい。【雑談8】「苦労して得た石を捨てる」 では「苦労に過分な意味を与えない」考え方を記した。今回は「楽しさを維持する」ことについて「なぜ維持しにくいのか」に焦点をあて所感をまとめる。 <基本的な考…

【雑談10】旧友との別れ

2021年12月、幼馴染(A)が自死した。親同士の交友があり、Aとは二歳からの仲だった。小中学生の頃は毎朝一緒に登校した。高校・大学は進学先が別だったので頻度は減少したが、年に数回は会っていた。しかし社会に出てからは会うことが無くなり、直近10年は顔…

【雑談9】ゴミ屋敷を整理する

2014年11月、父の死を知ったのは新幹線の車中だった。死因は心筋梗塞。新幹線は京都に向かっていた。2日後の神戸マラソン出場のための移動中である。僕は長い溜息をつき、車窓に流れる景色を眺め「これからすべきこと」について考えた。すると、案外やること…

【雑談8】苦労して得た石を捨てる

「成長には苦労が必要」という考え方がある。「不可欠だ」と主張する人もいる。「苦労は若いうちに買ってでもしましょう」という言葉もある。また、人は苦労した経験を「何の意味も無かった」とは思いにくい性質がある。むしろ「この苦労はしてよかった」「…

【雑談7】事故物件での暮らし

事故物件に住んだことがある。きっかけは「会社に近すぎる寮生活に飽きたタイミングで格安物件を発見した」ことによる。「この商品は高価です。”そのため”この商品は高価なのです。」というように、高価な商品にはその根拠に実利が乏しいこともある。しかし…

【雑談6】別居婚と転職

妻とは就職活動で知り合った。三菱重工のインターンシップで隣の席に座ったのがきっかけである。彼女は外国語大学でロシア語を学んでおり、将来は公務員になる予定だった。公務員講座受講のためLEC(資格学校)に通っており、LEC大学に通う僕とは(cf.雑談3)…

【雑談5】Fラン・新卒・簿記3級

簿記が嫌いなのに、新卒入社した会社で経理部に配属された。(上場/機械)「水が苦手だが水泳部に入部した」と同じような感覚だ。就職活動の際「簿記は嫌いです」と明言したのに「経理部で働いてみないか」と(不可解な)勧誘をいただいていた。意味不明な申…

【雑談4】Fラン講師は運だけで勝つ

大学(Fラン)に通っていた頃、簿記が嫌いだとわかった反動(逃避)で塾講師のアルバイトをすることにした。深刻な人手不足で採用された経緯もあり研修は無かった。配属されたのは生徒400名、講師20名と規模だけはそこそこの校舎。代講や講習生のヘルプをし…

【雑談3】幻のFラン大学での思い出

LEC東京リーガルマインド大学(通称:LEC大学)を知る者は少ない。それもそのはず。2004年に開学し、2010年には募集を停止した大学である。小泉-竹中路線の規制緩和/構造改革特区の一環で「株式会社立大学設立」の流れで開学し、キャンパスは日本全国14ヶ所…

【雑談2】地平線部という選択

初対面の方との会話の中でしばしば、高校の頃の部活動がなんであったか話題になる。僕にとって苦手な話題のひとつである。なぜなら、僕が所属していた部は「地平線部」だったからだ。 僕の通っていた高校は、歴史の古さと日教組の強さに定評がある公立校だっ…

【雑談1】教育とお金

大人になってから分かったことだが、僕が生まれた家はそれなりに貧乏だった。父の年収は300万円に満たなかったうえに、それが家計収入のすべてだった。父は学習塾の時間講師という自由度の高い職に就いていた。夕方頃に家を出て夜の23時頃に帰宅するのが彼の…