《イントロダクション》
「健康的な体型になりたい」
「体を痛めずに筋トレがしたい」
「カチカチの筋肉では無く、柔軟性のあるしなやかな筋肉を鍛えたい」
「楽にこれらを実現したい」
そう考える人は少なくない
でも実現しない、それはなぜか
とても簡単な話
ガチムチ目的の筋トレ器具で苦しい思いをして続かないから
辛いことは続かない
だから今のあなたは理想的な体型でない
それを棚上げしてはいけない
怠惰な自分を直視することから筋トレははじまる
そんな怠惰な人間でも楽して筋トレに成功する器具がある
ヘラヘラと会話をしながら気分よく過ごして効果の出る器具がある
苦しまないから長続きし、結果としてあなたを成功に導く器具がある
（あるいは、あなたはその器具の存在を知っているかもしれない）
それが、ハンマー
《ハンマーに向かない人》
●楽して成果を得るのが嫌いな人
●苦しいのが大好きな人
●急いでガチムチになりたい人
●ダイエットにいつまでも挑戦したい人
《ハンマーで実現すること》
●細マッチョ程度の筋肉
●柔軟性の強化
●体幹強化
●楽して理想の体型になる体験
●肩/首まわりのコリ軽減
《“話題の成功パターン”の罠》
デブが短期間でガチムチになるのは
ビリギャルが慶應に合格する くらい難しいこと
つまりほとんどあり得ないこと
ほとんどあり得ないから、宣伝になる
宣伝になるから、真似しようとする
真似しようとして、失敗する
そして思う
「自分は筋トレに向かないんだ」と
「自分はアッチ側の人間 ではないんだ」と
これが“話題の成功パターン”の罠
でも諦めなくてもいい
お手本を間違えただけ
道筋を間違えただけ
目的地到達のために必要な、たった一つのこと
それは歩みを止めないこと
安西先生も言っているように
諦めたら目標には永久に到達しない
《ハンマーは最短距離ではない》
人は目的地を目指すにあたって
「最短距離で到達したい」と考えることが多い
これがおおきな罠となる
最短距離は、最短であるがゆえ険しい
険しいから辛い
辛いからやめる
やめるから目的地には到達しない
これが、罠たる根拠であり
最短距離は（誰にとってもの）最短距離ではない、ということ
いっぽう、ハンマーの道のりは最短ではない
やや長いかもしれない
広い筋肉をストレッチしながらゆっくり鍛える
ひろく浅く鍛える
楽しさをともなって鍛える
ヌルい道のりである
ヌルくて楽しいから続く
続くから目的地に到達する
たいていは目的地よりも「高い地点」に到達する
「時間を味方につける」
そういうタイプの器具である
《あなたにとってのハンマーを探す》
これまでさんざんぱら煽ったが
聡明なあなたはお気づきのとおり
実は、誰しもがハンマーで成功するわけではない
「ヌルい道のり」とは相対的な概念であり
とうぜん個人差もあるためだ
重要なのは、【自分にとってのハンマー】をみつけること
概念、あるいは象徴としてのハンマー
つまり挫折しない方法を探すこと
ゆっくりでも歩みを止めず、目的地まで辿り着く手法を探すこと
FESTINA LENTE
初代ローマ皇帝アウグストゥスの格言で
「ゆっくり急いで」とも訳される
「急がば回れ」とは似て非なるものだと僕は捉えており
それゆえ好んでいる
“ゆっくりだから、結果としてはやく目的地に着く”
という「ゆっくりを積極的に肯定する」意図がみえるためだ
ゆっくりは、早い
ハンマーは誰にとってもの万能の器具ではない
しかし怠惰な人間が楽して細マッチョになるのに
これほど適切な器具 を僕は知らない
《ハンマーの効果》
ファクトベースの話をしよう
走り込みをほぼしていないのに
フルマラソンのタイムが
5時間40分（2023/11,仙台）から
4時間23分（2024/1,西尾）になった
体脂肪が月700g減り
筋肉が月300g増えた
物事に対して前向きになり
部活のライバルを出し抜き
定期テストでもいい点をとり
初恋のひとと両思いになれる
それが、ハンマー
《さいごに》
なかには
ハンマーを買ったけど続かなかった
という人もいるかもしれない
でもなにも嘆くことはない
（僕のことを責める必要もない）
ハンマーが近くにあることは
“挑戦の証”が側にあることに他ならないからだ
ハンマーはあなたのぜい肉を
失敗（過去）の結果としてではなく
成功（未来）への過程とみなしてくれる
ハンマーはいつだって、あなたの味方だ
逆説的にいうと
ハンマーを買おうか迷っている人は
実はなにも悩むことはないことに気づく
好機はいままさに、あなたの目の前にある
いつまで、理想の体型になる失敗を続けますか
いつ、ハンマーを買う機会を実現 しますか
（答えはあなたの指が知っているでしょう）
May the Hummer be with you always.
読了ありがとうございました
